部屋が片付かない。
気づけばスマホをずっと見ている。
自分の考えすらまとまらず、なんとなく疲れている──
そんな状態に心当たりがあるなら、まずは「何かを捨てること」から始めてみてください。
私自身、毎日やることに追われ、部屋も頭の中もごちゃごちゃ。
でも、使っていない物やアプリ、惰性の習慣を少しずつ手放したことで、驚くほど気持ちが軽くなり、生活に余白と集中力が戻ってきました。
この記事では、思考と暮らしを整えるために私が実践した「捨てる習慣」とその効果をご紹介します。
ごちゃごちゃしてると、思った以上に疲れる
- SNSやアプリを延々と眺めてしまう
- クローゼットや本棚がモノだらけ
- やることが分からず、やる気が出ない
そんな日々を過ごしていた私ですが、
あるとき「捨てたらラクになるかも」と思い立ち、試してみることにしました。
服、ゲーム、アプリ…「惰性のモノと習慣」
私が手放したものの例:
- 着ていない服や似たような服ばかり
- 読み返さないメモや昔の書類
- 時間を奪うゲームやSNS(X・Facebook)
- 放置された銀行口座やFX口座
- 100均で「とりあえず買ったけど使っていないもの」
ポイントは、「今の自分が使っていない・価値を感じていない」ものを基準にすることでした。
「脳のノイズ」が減ることが利点
モノや情報が減ると、考えることも、決めることも減る。
この「脳の負担が減った感じ」が、想像以上に大きかったです。
たとえば:
- クローゼットを開けて「今日はこれ」とすぐ決まる服
- 通知に振り回されないスマホ
- シンプルな予定で「やるべきこと」がすぐに見える
結果的に、1日1〜2時間分のゆとりが生まれ、スキルアップや読書の時間に使えるようになりました。
やめた直後は「代替依存」に注意
私の場合、ゲームをやめた直後、YouTubeやAmazon Primeを見すぎる反動が起きました。
その対策として使ったのが、Chrome拡張の「Stay Focused」。
これで1ヶ月間視聴を制限したら、自然と興味が薄れていきました。
代替行動も習慣化の一部と考え、「見るときは見る」と時間に枠をつけて調整しています。
「惰性かどうか」で捨てる基準を見極める
残すか捨てるかの判断は、次の3つでシンプルに行いました:
- 飽きているか?
- 惰性でやっていないか?
- あると疲れるか?
迷ったら「今後なくてもいい?」と問いかけて、「なくてもいいかも」と思えたら即手放す。
その瞬間から、「何かしたい」「やってみたい」という気力が戻ってきます。
余白があると選べる自由ができる
物も情報も、多すぎると「選べない状態」になります。
捨てることは、自分の中に「選べる余白」を取り戻すことです。
- 新しいことを始める気力
- 必要なものを見極める力
- 回復に必要な「心のスペース」
こういった大切なものは、「余白」があるからこそ生まれます。
もしあなたが今、何となく疲れていると感じるなら、
「何かを加える」前に「一つ減らす」ことから始めてみてください。
いや、一つと言わず、無駄だと思うものはどんどん手放していい。
余白が大きくなればなるほど、きっとあなたの心と頭は驚くほど軽くなるはずです。
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