悩みがあると、人はつい「考えることで解決しよう」としてしまいます。
でも実は、考えても答えが出ない悩みのほうが圧倒的に多いんです。
そんなときに試してほしいのが、体を動かすこと。
散歩、筋トレ、ストレッチ──なんでもOK。
とにかく体を動かすことで、思考のスイッチを切り、心をラクにすることができます。
私も実際に、頭が悩みに支配されていたある夜、「全力で走る」という行動を通して、その効果を実感しました。
この記事では、「なぜ体を動かすと悩みが軽くなるのか」、そして「どうやって始めればいいか」をお伝えします。
きっかけはドラマのワンシーン──夜道を全力で走った日
ある日、私は頭の中が悩みでいっぱいになり、何をしても集中できず、思考が止まらなくなっていました。
そんなとき、あるドラマのシーンがふと頭に浮かびました。
悩みを抱えた主人公が、ただひたすら河川敷を全力で走る──という場面。
「馬鹿みたいだけど、やってみよう」
そう思い立ち、夜道に出て、がむしゃらに走りました。
足がもつれ、息が上がり、限界まで走ったあと、ふと立ち止まった瞬間。
悩みの内容なんて、どうでもよくなっていた。
あのとき私は、「脳の悩みループから抜け出すには、身体を使うのがいちばん早い」と体感したのです。
なぜ「身体を疲れさせる」と思考が止まるのか?
人間の脳は、エネルギーと余裕があるときに限って、悩み始めます。
- 「まだなんとかなるかも」
- 「もっと考えなきゃ」
- 「失敗しない答えが必要だ」
でも、肉体的に疲れているときは違います。
思考よりも呼吸や筋肉が優先される。
脳の暴走を止めるには、「体に主導権を渡す」ことがいちばんシンプルで確実なんです。
だからこそ、
- 散歩
- 筋トレ
- ストレッチ
なんでもいい。まず体を動かすこと。それが、悩みから抜け出す第一歩になります。
「正しい答え」より「動く選択肢」を
真面目な人ほど、「ちゃんと考え抜いて正解を出そう」としてしまいます。
でも人生の多くの悩みには、「答えがない」か、「答えが複数ある」ものがほとんどです。
そんなときは、正しさより「行動」を選ぶほうが、結果的にラクになることがあります。
どうしても動けないときは、AIに相談するのも得策です。私はChatGPTにもよく話しかけています。
完璧じゃなくても、一人で抱えるよりずっとマシ。
行動や思考の整理に、ツールや習慣をうまく使っていきましょう。
最後に|10分でいい。まずは体を使ってみて
あなたに伝えたいことは、たったひとつです。
悩んで動けなくなったら、まず動いてみてください。
特別な知識や道具はいりません。
今日の夜、10分だけ──
- 散歩でも
- 軽いストレッチでも
- 腕立てでも
思考を止めて、体に集中してみてください。
驚くほど、心と頭がスッキリしていることに気づけるはずです。
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